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2012年02月11日

川崎国際環境技術展

世界に誇る川崎の環境技術を幅広く展示する「川崎国際環境技術展」が10日、川崎市中原区のとどろきアリーナで始まった。

東日本大震災でエネルギー問題がクローズアップされたことから、ことしは「環境モデルエリア 川崎エココンビナート」と題して、最先端の環境技術が集積する川崎臨海部の紹介ブースを設置。そのポテンシャルに迫った。
11日まで。

同展実行委員会の主催。海外に向けた情報発信と、国際的なビジネスマッチングの場を提供することを目的に始まり、ことしで4回目となる。

ことしは136団体が226ブースを出展。
市内はもとより、中国、韓国、米国など海外からも行政機関や企業が参加した。

会場中央に設けられた臨海部の展示は、市と立地企業などが共同して手掛けた。
各企業の「省エネ」の取り組みをはじめ、「創エネ」として、
▽昨年稼働を開始したメガソーラー
▽域内循環の見本として、市内の食品メーカーと連携したバイオマス発電所
▽発電効率の良い天然ガス発電所
―などが紹介されている。

また、リサイクルなど資源循環の推進拠点にもなっている点や、工場群の夜景が観光資源にもなっていること、国際戦略総合特区に指定されたキングスカイフロントの取り組みなどにも触れている。

11日は、被災地支援で活躍した川崎の環境技術紹介のほか、環境技術の市民への“見える化”を実践する「かわさき環境ショーウインドウ事業」の表彰式、明治大教授の北野大さんの講演、東海大ソーラーカーチームの発表などが予定されている。

神奈川新聞社のブースでは、新聞紙を使ったエコバッグ作りなどが行われている。
午前10時から午後5時まで。
入場無料。

カナロコより

投稿者 trim : 2012年02月11日 10:33