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2012年06月01日

「おおはし里の杜」

首都高速道路は5月31日、東京都目黒区にある大橋JCT(ジャンクション)・大橋換気所で、地元の小学生を招いた稲作体験を実施した。

首都高では大橋JCTの周辺に、代々木公園、駒場公園、目黒川といった今でも自然が残されたスポットが点在することに着目し、大橋JCTを緑化して周辺地域と連携させ「エコロジカル・ネットワーク」を形成するプロジェクトを進めており、この一環として、大橋JCTと一体になった大橋換気所の屋上スペースに周辺環境の再現を目的とした「おおはし里の杜」を整備している。

屋上の約1,100m2というスペースを使った「おおはし里の杜」には、もともと周辺に生えていた植物を移植し、小川と池を設置。
さらに草土手に囲まれた2つの水田も用意されており、1年を通じて水をはる冬水田んぼとすることで、メダカなどの生息地としている。
また、昨年から近隣にある菅刈小学校の自然学習の場としても利用されることになり、小学生による稲作体験は今年で2年目を迎えている。

会場に訪れた37人の小学生たちは、まず会議室で東京農業大学の非常勤講師である梅室英夫先生から田植えの手順や注意事項などについてレクチャーを受け、その後、実際におおはし里の杜の水田に移動して田植え体験を行った。

この地元小学生による稲作体験は、7月に生育状況の観察、秋に刈り入れが行われる予定となっている。

Impress Watchより

投稿者 trim : 2012年06月01日 18:43