« 川崎はとバスツアー登場 | メイン | 自然エネ推進条例 »

2012年07月02日

「赤土染め」特産品に

保険代理業のゆいネット(沖縄県豊見城市、西銘徹社長)と環境に配慮した塗料などを製造販売する海人工房ヒューマン(那覇市、白川弘社長)は1日、県内の赤土を使って染め上げた「おばぁ~の赤土染めオリジナルTシャツ」を発売する。

初年度の売り上げ目標は1万枚で、新事業としてTシャツ販売を始める西銘社長は「県産素材の新発掘。沖縄の特産品として広めたい」と意気込んでいる。

Tシャツのデザインプリントはプリントハウス(那覇市、豊川善次社長)が協力。

ハイビスカスやゴーヤーなど6種類を用意した。
1枚3,500円(税別)で空港や土産品店で販売する予定という。

赤土染めはヒューマン社が約半年かけて技術を確立。
島尻マージの分類に入るアルカリ性の赤土を使用し、人の肌に刺激が少ない中性になるよう塩で調和しながら赤土顔料を製造した。
白川社長は「塩で微妙に調整し、色落ちしないために使う化学物質の色止め材も少量に抑えることができた」と説明。
「中性で体に優しく、消臭効果もある上、色あせも少ない」と出来栄えに自信を見せた。

琉球新報より

投稿者 trim : 2012年07月02日 16:25