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2012年07月03日

自然エネ推進条例


滋賀県湖南市は3日、太陽光や風水力、バイオマスで得られる自然エネルギーの積極的な活用で地域経済の活性化を図るとした「地域自然エネルギー基本条例案」を発表した。

9月定例市議会に提案する方針で、議決されれば全国で初めてという。

谷畑英吾市長が定例会見で明らかにした。

再生可能エネルギー発電の「固定価格買い取り制度」が1日にスタートしたのに伴い、民間企業の参入が加速することが予想されるとして制定を目指す。

条例案は基本理念で、地域に存在する自然エネルギーは地域固有の資源であり、経済性に配慮しながら地域の発展に資するように活用すると定めている。
市は人材育成、事業者は効率的な需給、市民は知識の習得と実践、とそれぞれの役割を明記し、相互協力して自然エネルギーを積極的に活用するとしている。

谷畑市長は「地域で生まれた自然エネルギーは地域固有の資源という発想で、地域経済の循環に貢献できるような利活用に一定のルールが必要」と話した。

市は5日から27日までパブリックコメント(意見公募)を実施する。

京都新聞より

投稿者 trim : 2012年07月03日 23:33