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2012年07月22日

新規就農者後押し

就農間もない農業従事者の栽培や経営の管理技術の向上を目的とした「就農支援講座」(主催・県南部農業改良普及センター、南部地区農でグッジョブ推進会議)の開講式が18日、沖縄県南風原町のJAおきなわ南風原支店で開かれた。

支援講座は新規就農から5年未満の農業従事者を対象に実施。
南部地区の42人が参加した。

11月まで営農に関する基礎的知識を習得する基礎講座(7回)、果樹・野菜栽培管理技術を学ぶ実践的な専門講座(各4回)を受講し、知識、管理技術を学び、受講者同士の交流を広げる。


開講式では、同普及センターの新崎正信所長が「産地間競争、資材高騰など農業を取り巻く環境は厳しいが、講座を通して知識・技術を身に付け、農業経営に生かし、所得向上の糧にしてほしい」とあいさつした。

第1回講座では「知っておきたい気象の知識と防災情報」をテーマに、沖縄気象台業務課の我那覇勝久氏が講義。
農業被害防止に気象情報の活用を紹介した。
新崎所長による「県における台風とその対策」をテーマにした講義では、風害を防ぐために、耐風性の高い施設での栽培、ほ場周囲への防風林・垣の設置、ネッ トによる被覆・固定など対策例が紹介された。

琉球新報より

投稿者 trim : 2012年07月22日 11:00