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2013年01月04日

「脱皮の年」へ意気込み

神奈川県内の各企業や経済団体は4日、多くが仕事始めとなった。

不透明な経済情勢が続く中、首脳たちの年頭あいさつでは、新政権の政策や円高修正などに対する期待や、新たな事業展開への意気込みが目立った。

過去10年で世界の市場規模が約2倍に成長した空調機に注力する富士通ゼネラル。

村嶋純一社長は「成長を持続して生き抜いていくには、変化に対応する能力が必要。干支(えと)にちなんで『脱皮の年』にしたい」と述べた。

富士フイルムホールディングスの古森重隆会長は「過去からの固定観念や前例に縛られず、業界のリーダーとしてイノベーションを起こす」と力を込めた。

昨年、化粧品のリブランディングに取り組んだファンケル。
成松義文社長は「原点に立ち返り、全ての部門、全ての仕事でお客さま視点を徹底することで独創的価値を浸透させていく」と語った。

「転換点を迎えている」と話したのは相鉄ホールディングスの及川陸郎会長。
「相鉄線全体では沿線人口が増えているが、主要な横浜市旭区・瀬谷区・泉区では減少している。事業モデルが根底から変化しており、新しい発想で事業を見据え、決断、行動することが重要」と説明した。

中小企業の経営環境は依然として厳しく、返済条件の緩和を促す中小企業金融円滑化法が3月末に期限を迎える。

横浜銀行の寺澤辰麿頭取は「われわれを取り巻く環境は、時々刻々と変化している。お客さまのために何ができるかを考えて日々の業務に取り組んで」と行員に呼び掛けた。

横浜信用金庫の斎藤寿臣理事長は「融資を促進しつつ不良債権の発生を防止する必要がある」と話した。

新政権の政策への期待から足元の為替は円安方向に動いている。
横浜商工会議所の佐々木謙二会頭(ニッパツ会長)は「1ドル=90円台になれば日本の経済は活性化する」と期待を込めた。

4日を仕事始めとする企業がある一方で、7日が仕事始めという企業も。
日産自動車や三菱重工業、プレス工業、千代田化工建設などで、そのほかにも工場部門を7日から始業とする企業もあった。

カナロコより

投稿者 trim : 2013年01月04日 23:31