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2013年06月28日

研修旅行で里山保全

都市部の中学生がこのほど、研修旅行で京都府南丹市美山町を訪れ、シカの里山侵入を防ぐネットの設置作業などを体験した。

府や市、民間などが協力して研修旅行を誘致し、中身を練った珍しい取り組み。

関係者らは「ユニークな体験を通し、自然と農山村の役割や魅力を知ってほしい」とし、今後の実施拡大を目指す。


参加したのは大阪教育大付属池田中(大阪府池田市)の2年生161人。
毎年京都府内で宿泊研修を行っているが、府南丹広域振興局と、丹波2市1町でつくる「京都丹波・食と森の交流協議会」の誘致を受け、今年は初めて美山町を訪れた。

南丹市美山エコツーリズム推進協議会が、人と自然との共生について学んでもらおうと、里山を守る活動の体験を提案し、受け入れ準備を整えた。

生徒は5グループに分かれ、同町芦生の京大演習林を歩いて水源の森の大切さを学んだほか、クマが樹皮を?ぐのを防ぐためビニールテープを巻く作業や、ナラ枯れを防ぐために幹にラップをまく作業、美山川(由良川上流)の河川敷清掃などを体験した。

同町中の美山町自然文化村の裏山では、んぽ法人・芦生自然学校のスタッフの指導を受け、雪などで支柱が傷んだシカ防除ネットを、生徒らが約50メートルにわたって設置し直した。

数人がかりで折れた支柱を引き抜くなど、額に汗して作業をした辻口輝君(13)は「たくさん人数と労力をかけてシカ対策に取り組んでいることを知った。自然との共生を考えるいいきっかけになった」と話した。

京都新聞より

投稿者 trim : 2013年06月28日 10:58