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2014年04月17日

中小企業販路開拓へ

中小企業の販路開拓とビジネスマッチングを促す「ビジネスリゾート2014」が16日、川崎市幸区の市産業振興会館で開かれた。

市内を中心に91社がブースを出展し、自社の商品や強みを積極的にPR。

知的財産をテーマにした交流会のほか、市内唯一の相撲部屋、春日山部屋(川崎区)の力士による基本動作の披露なども行われ、多くの来場者でにぎわった。

県中小企業家同友会川崎支部(星野妃世子支部長)の主催で5回目。
出展企業は製造業やサービス業、不動産業など多岐にわたり、来場者と名刺交換や商品紹介をしながら、販路開拓につなげる異業種交流を行った。

出展企業のうち、新聞の折り込みチラシ制作などを手掛ける「東邦プラン」(同市幸区)の古川健一さんは「新たな顧客の開拓が最大の目的」と説明。
「普段 の営業活動では知り合えない人も来ている」と話し、来場者に自社の独自性を盛んにアピールしたり、質問に答えたりしていた。

一方、「商品の実物が見られて説明も受けられる。刺激になる」と話すのは、企業向けの新入社員研修などを展開する「Trust Cooperation」(東京都豊島区)の別府信太郎社長。
実際に1社と業務提携に向けて話し合いを進める方針といい、「提携すれば付加価値を付けられる。互いの強みを生かして連携していきたい」と手応えをつかんだ様子だった。

会場では、「なぜ、川崎モデルは成功したのか?」を今月下旬に出版するシンクタンク・ソフィアバンク代表の藤沢久美さんが記念講演。
また、プロの技を体感できるイベントも開催され、春日山部屋の力士が股割りなどを披露したほか、川崎新田ボクシングジム(同市多摩区)や女子プロレス団体「ワールド女子プロレス・ディアナ」(同市川崎区)などもブースを出展した。

神奈川新聞より

投稿者 trim : 2014年04月17日 10:26