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2006年05月19日

土岐・鶴里で1万3,000トン「フェロシルト」の撤去完了(石原産業)

土岐市鶴里町で使われた土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去問題で、製造元の石原産業(大阪市)による作業が18日、ほぼ完了した。
撤去量は、当初推計の約2倍に当たる1万3,000トンに上った。
この日は工事関係者13人、ダンプ40台で搬出作業を行い、午後1時半すぎにすべて作業を終了。
岐阜県や土岐市、住民グループの代表者らが立ち会い、撤去状況を目視で確認した。
今月中にも石原産業が正式な撤去報告を県に提出し、再度の土壌サンプル検査を実施する。その後、整地も行う。


同地域では、ボーリング調査の結果、6価クロムが最高で1㍑当たり2.7㎎検出され、「特別管理産業廃棄物」(基準は1.5㎎)として処理した土壌が160㌧あった。
県は、特管にあたる部分を他と混ぜないようにして搬出し、中間処理業者で数値を下げる処理をしてから処分地に運ぶよう指導したといい、「これで措置命令を出した県内9カ所中、6カ所で撤去を完了した。残りも全力を尽くしたい」と話す。

中日新聞より

投稿者 Melody : 2006年05月19日 11:00