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2007年07月03日

落語で環境問題 身近に(三遊亭京楽さん)

落語で環境問題を身近に感じよう――。

落語家の三遊亭京楽さんが6月30日、赤坂区民センターで「環境落語」を披露した。
有志でつくる実行委員会などが主催する「チャリティー寄席」に出演した。
京楽さんは環境問題のほか、防災や福祉をテーマにした落語にも取り組んでいる。

演目は「ヒマラヤの北斗七星」。
日本からネパールにやってきた少女が美しい山々や星空を体験し、日本ではわからなかった自然のすばらしさに気づくというはなし。
歌や照明のほか、スクリーンに映像も映し出すなどミュージカル風に仕立てた。

終演後、京楽さんは「子供にもわかりやすく、親しみやすいと評判。多くの人に自然の大切さを落語を通して伝えていきたい」と話す。
環境意識の高まりを受けて客足は伸びており、教育機関や企業の環境教育の講師を務めることも多いという。

日経産業新聞より

投稿者 trim : 2007年07月03日 11:26