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2007年12月10日

鴨下大臣が精力的に視察

鴨下環境大臣は11月28日、山崎製パン武蔵野工場の食品廃棄物の発生抑制の取り組みを視察した。

続く29日には、東京スーパーエコタウンのリサイクル施設6カ所を視察した。
鴨下大臣は山崎製パンの視察後、「政府は規制側でもあり、企業の味方でもある。これからは連携させていただきたい。環境省に遠慮なくなんでも言ってほしい」と述べた。

山崎製パンは、食品廃棄物のリサイクル率が90%で、飼料化率が86%と分別管理を徹底している。
食パンの耳のリサイクルは100%をキープし、肥料やパン粉、スナック菓子などの食品原料として有効活用している。
同社グループで弁当、調理パン製造を行うサンデリカは、ロス計量システム導入を活用したロス削減効果で前年比13%生産高に対するロス率を削減し、リサイクル率98%(肥料・飼料)を達成した。

東京スーパーエコタウン城南島エリアでは、バイオエナジー(食品廃棄物バイオガス発電)とアルフォ(食品廃棄物飼料化)、リサイクルピア(建設混合廃棄物リサイクル)、高俊興業(建設混合廃棄物リサイクル)、フューチャー・エコロジー(廃家電・情報機器等リサイクル)、リーテム(廃情報機器類等リサイクル)を視察した。

各社で説明を受けた鴨下大臣は「収支の状況はどうなのか」「都心にこれだけの施設があるのはよいことだ」「コンパクトな敷地の中でこれだけの選別ができるのはすばらしい」などと熱心に意見交換していた。

循環経済新聞より

投稿者 trim : 2007年12月10日 11:47