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2010年04月23日

「新エコ仕様ホテル」

アパグループ(本社=港区赤坂)は4月6日、「アパホテル新橋御成門」(港区新橋6)の起工式を行い、来年6月の開業に向け着工に入った。

同ホテルは地上15階建てで、延べ床面積は約2,386平方メートル。
客室数は153室。
館内施設として1階に飲食店を配置する予定だが、内容は未定。

ターゲットはビジネス客が中心で、複数駅利用可能という好立地を生かし、国内外からの都内観光客などの利用も狙う。


客室の内訳は、シングルルーム148室、ダブルルーム4室、ユニバーサルルーム1室。
基本の客室には大型洗面化粧台、独自開発したという卵形浴槽が特徴のユニットバス、1.4メートル幅のワイドベッド、32インチの大型液晶テレビなどを導入する。

一部の客室はテーマを設けた「コンセプトルーム」にする計画。
大型テレビを設置した「シアタールーム」10室、執務空間を充実させたという「ビジネスルーム」4室、東京タワーなどの眺望が楽しめる「ビュールーム」4室で、これにより「多様な顧客ニーズに対応していく」(同ホテル)という。

同ホテルは、同社が進める「新エコ仕様ホテル」の第10弾。
「従来の省エネスイッチに加え、新開発サーモスタット付定量止水栓・節水シャワーの導入、熱を分解する熱交換塗料の屋上への塗布で地球環境に配慮する」(同)構造だという。

同グループが現在設計・施工中のホテルは、アパホテル新橋御成門を含め12棟2,252室。
同ホテルは都内13棟目、全国84棟目のホテルとなる。
同グループの元谷外志雄代表は「これから安全に施工管理し、地元に貢献できるホテルとなることを期待したい」とコメント。
「都心3区において、ホテル保有棟数、マンション供給棟数ナンバーワンを目指していく」と意気込みをみせる。


新橋経済新聞より

投稿者 trim : 2010年04月23日 15:48