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2013年12月14日

ふくい市民発電所

ふくい市民発電所店舗やオフィスの照明をLED(発光ダイオード)への切り替えに必要な高額な初期費用を市民が出資する市民ファンドを活用して軽減しようと、「ふくい市民発電所」(福井市)は、市民ファンドの出資説明会を16日、福井市中央1丁目の「響のホール」で開催する。

東日本大震災や福島第1原発事故などを受けて節電意識が向上。

NPO法人「エコプランふくい」や福井市など7団体でつくる団体「ふくい節電所コンソーシアム」が今回の事業モデルをつくり、ふくい市民発電所が進めている。

市民ファンドでは、福井市内の店舗やオフィスでLED照明を普及させて電力使用量を減らすことで、相対的に電力を生み出す「市民共同節電所」をコンセプトとしている。
今回は6事業所が参加する。
今回の事業では太陽光発電所86キロワットが発電する量に相当する効果が見込めるとしている。

ふくい市民発電所は、出資金と金融機関からの融資をもとに店舗やオフィスと契約を結ぶ。
店舗などは高額な初期費用を軽減、電力料金を減らすとともに初期費用を返済(5年)する。
一方で、出資者には年1.5%の配当があり、元本返還金と利益分配金の合計金額が分配される。
ガレリア元町(同市中央1丁目)のアーケードでは12月半ばに着工、1月末に完成する予定で、商店やオフィスでも順次工事を開始する。

説明会は当日午後7時から。
23日にも県文書館で開く。
ファンド募集は来年1月31日までで、先着で41口(1口15万円)、中途解約は不可。
契約期間は5年。

産経新聞より

投稿者 trim : 2013年12月14日 14:29